三菱電機、米社と海外向けスマートメーター事業で協業

2013年5月21日 13:34

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スマートメーター事業のソリューション事例(画像:三菱電機)

スマートメーター事業のソリューション事例(画像:三菱電機)[写真拡大]

 三菱電機は21日、スマートメーター事業のグローバル展開強化のため、米Echelon Corporation社(エシェロン社)と協業を開始すると発表した。三菱電機のメーターとエシェロン社の通信ネットワークプロトコル(Open Smart Grid Protocol: OSGP)を組み合わせたスマートメーターの海外事業展開を強化する。

 三菱電機は1946年から福山製作所にて電力量計事業を開始し、タイ・インドネシアにも製造拠点を持ち、日本国内のみならずグローバルに事業展開している。近年ではスマートメーター(次世代通信機能付電力量計)市場のニーズに対応した製品開発に取り組んでいる。

 エシェロン社はカリフォルニア州に拠点を持ち、電力用通信機器事業を展開している。中でも通信ネットワーク技術ではグローバル市場で豊富な実績を持ち、オープンスタンダード通信ネットワーク技術を用いたアプリケーションにより、省エネルギー化、電力網のスマート化に貢献している。

 三菱電機はエシェロン社との協業により、三菱電機独自のスマートメーターとエシェロン社の通信ネットワークシステムを組み合わせることでグローバル市場のニーズに応えるソリューションを提供し、事業拡大を目指す。

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