【アナリストの眼】カナモトは公共投資増加追い風、第1四半期に続き第2四半期も絶好調期待、3000円相場も

2013年5月20日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)に注目したい。公共投資増加を追い風に今期(13年10月期)好業績が予想され、6月7日予定の第2四半期累計(12年11月~13年4月)業績発表が接近して、株価は一段高の可能性もありそうだ。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比15.1%増の991億50百万円、営業利益が同10.7%増の71億20百万円、経常利益が同9.7%増の65億10百万円、そして純利益が同10.8%減の31億90百万円としている。純利益は負ののれん発生益一巡が影響するが、復興関連、老朽化インフラ補修・更新関連、整備新幹線関連など公共投資増加を追い風に増収営業増益の見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期(12年11月~13年1月)の進捗率は、売上高が28.9%、営業利益が54.5%、経常利益が59.2%、純利益が67.4%と高水準だったため、第2四半期累計および通期増額の可能性が高いだろう。

 なお5月16日、建機レンタル大手4社と三菱商事<8058>が合弁で、建機レンタル会社向けに油圧ショベルの卸レンタル事業を行うダイヤモンド建機を設立すると発表した。第4次排ガス規制に対応した油圧ショベル中古機のアジア向け輸出の減少が予想されるため、国内で効率的にレンタル使用するためとしている。

 株価の動きを見ると上値追いの展開が続き、5月13日には年初来高値となる2659円まで上値を伸ばしている。今期の好業績見通しを評価し、さらに増額修正に対する期待感を強める動きだろう。5月17日の終値2598円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円16銭で算出)は27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1221円56銭で算出)は2.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。今期増額修正に対する期待感が強いだけに、6月7日予定の第2四半期累計業績発表が接近して一段高、3000円の可能性もありそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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