メガバンクへの評価が注目される/ランチタイムコメント

2013年5月15日 12:00

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記事提供元:フィスコ

[ランチタイムコメント]

11:49JST メガバンクへの評価が注目される

 日経平均は大幅に反発。338.55円高の15096.97円(出来高概算33億2000万株)で前場の取引を終えた。15000円回復は2008年1月4日以来。14日の米国市場ではNYダウが史上最高値を更新、シカゴ225先物は大証比265円高の15065円に。この流れを引き継ぐ格好で主要銘柄を中心に買いが先行し、日経平均はギャップ・アップから始まった。また、為替市場ではドル・円が1ドル102円台に突入。安倍首相が17日に発表する成長戦略の第2弾への思惑を受けた円売りなどが、相場を押し上げる要因に。

 セクターでは保険、電気機器、輸送用機器、繊維、ガラス土石、銀行、その他製品、金属製品、食料品などが強い動き。一方で、不動産、その他金融、建設などには利益確定の流れが優勢だった。円安を受けた主力の輸出関連が主導する格好であり、規模別指数で大型株指数の強さが目立っている。

 日経平均は節目の15000円を回復してきた。ただし、大幅に上昇して始まったこともあり、買い一巡後は高値圏でのこう着が続いている。ギャップ・アップで上昇し、その後は利益確定なども加わってこう着となるため、参加しづらい面はある。短期的な売買から、ポジションを持ち越すオーバーナイトでの対応が意識されよう。

 また、15000円回復でも達成感は出ていないであろう。米株高と円安の影響が大きいとしても、押し目待ちに押し目なし、の相場が続いており、押し目待ちの買い意欲は日々強まっているとみられる。一方、決算発表を受けて荒い動きも目立つ。グリー<3632>は下方修正が嫌気され2011年3月以来の1000円を割り込んだ。市場の需給は良好で先高期待が強いなかでも、物色にはメリハリがある。決算を見極めてからでも遅くないとみられ、15日に発表予定のメガバンクへの評価が注目される。

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