【アナリストの眼】協立情報通信株価は上場後の利益確定売り一巡、スマホ販売好調

2013年5月15日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

■「ウインドウズXP」のサポート終了に伴う更新関連特需も期待

 ソリューション事業とドコモショップ運営の協立情報通信<3670>(JQS)に注目したい。株価は2月IPO後の利益確定売りが一巡して再人気化の動きを強めている。

 13年2月に新規上場し、ソリューション事業(NEC電話交換設備販売、情報通信システムの構築、OBC奉行シリーズをベースとした会計情報システムの構築など)と、モバイル事業(ドコモショップ6店舗の運営、モバイルソリューションなど)を展開している。

 今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比15.3%増の57億76百万円、営業利益が同9.8%増の4億円、経常利益が同12.7%増の4億04百万円、純利益が同2.9%増の2億17百万円としている。ソリューション事業ではNEC電話交換設備、モバイル事業ではスマートフォンの販売などが好調な見込みである。米マイクロソフトのOS「ウインドウズXP」のサポート終了に伴う更新関連特需なども期待されそうだ。

 株価の動きを見ると、公開価格1500円に対して公開2日目の2月21日に初値5000円を付けて5700円まで上値を伸ばした。その後は利益確定売りが優勢で4月5日の2800円まで調整したが、足元では3900円近辺まで戻している。5月14日の終値3910円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS182円27銭で算出)は21~22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS693円18銭で算出)は5.6倍近辺である。

 IPOから約3カ月が経過して株価の落ち着きどころを探る段階だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸した形であり、4月5日の安値をボトムとして出直り感を強めている。利益確定売りが一巡して再人気化のタイミングのようだ。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して高値圏への回帰が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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