【株式評論家の視点】マルサンアイは豆乳の市場拡大を評価、健康志向を背景に伸びが顕著

2013年5月8日 09:37

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  マルサンアイ <2551> (名2)は高値もみ合いが最終局面に入りつつある。2月5日の535円の高値から調整に入っていたが、全体の水準切り上げの中で出遅れが目立ってきている。特に調整の間も下値をつけることなく底堅く推移してきただけに、高値挑戦、その後の新展開でもスケールの大きな上昇相場が期待できそう。5月の高値535円は2007年以来の水準である。

  株価の居どころ修正高の源泉は業績評価と言える。今2013年9月期は営業利益5億1300万円と前期比18.7%増益が見込まれている。3月中間決算は営業利益が1億9400万円(前年同期2億5100万円)と期初見通しの2億3700万円を下回ってしまった。豆乳の売上は、予想を上回ったものの、みそ事業の売上がダウンしたことが響いた。

  後半について会社側は穀物、原油、円相場の動向によっては、原価上昇の可能性があり、主力商品であるみそ・豆乳共に競争激化による販売単価の下落傾向の可能性もあるとしている。しかし、通期見通しの据え置きは会社側の先行きに対する自信と受け止められる。

  業績押し上げの要因は、豆乳事業。テレビ、雑誌報道による健康志向の高まりを背景に、豆乳市場の拡大が続いている。今9月期の3月中間決算でも豆乳の売り上げは59億5700万円と、前年同期に比べ15.4%増の大幅な伸びを示した。豆乳については飲むだけでなく、味覚・物性・栄養機能を多角的に評価し、新たな加工法の確立を目指していく。大豆の良さを科学的に裏付けるための臨床テストを重ねるなどして、特定保健用食品などとしても提供していく方針だ。豆乳の市場拡大への期待が株価に反映されていく方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】米国ダウ史上初の1万5000ドル台を受けて、日経平均株価1万4000円は通過点(2009/05/06)
【編集長の視点】フォスター電機はストップ高買い気配、連続増益業績が市場予想を上回り大幅増配(2009/05/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事