米中経済指標控えて個別対応/オープニングコメント

2013年5月1日 10:19

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記事提供元:フィスコ

[オープニングコメント]

 4月30日の米国市場はNYダウ、ナスダックともに上昇したが、このところは米国との相関性が薄れているほか、日本は連休の谷間となり、方向感は出難いと考えられる。為替市場ではドル・円が1ドル97円半ばで推移していることもあり、輸出関連のリバウンドを意識しづらいところである。

 また、10時には中国の4月の製造業PMIの発表が予定されている。明日は4月のHSBC製造業PMI改定値の発表も控えている。また、1日の米国では4月のADP全米雇用報告、4月のISM製造業景気指数、MBA住宅ローン申請指数のほか、FOMCの結果待ちとなることも積極的な売買は手控えられそうだ。

 海外勢による押し目買いによって下値の堅さは意識されようが、日経平均は5日線近辺でのこう着が続きそうである。そのため、物色の流れとしては、昨日同様、個人主体によるテーマ物色のほか、決算を手掛かりとした個別物色の流れが中心になると考えられる。昨日の海運の決算についても、商船<9104>は評価される一方で、川船<9107>、郵船<9101>はネガティブ視されており、セクター内で明暗が分かれていた。物色意欲が旺盛ななかでは、決算への評価が株価に大きく表れることになりそうだ。

 なお、4月30日のNY市場でダウ平均は21.05ドル高の14839.80、ナスダックは21.77ポイント高の3328.79。シカゴ日経225先物清算値は大証比25円安の13855円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>が小じっかり。半面、ブリヂストン<5108>、三菱商<8058>、京セラ<6971>、ソニー<6758>が冴えないなど、対東証比較(1ドル97.38円換算)で高安まちまちだった。

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