【アナリストの眼】日本エンタープライズは新規会員獲得好調、ソリューションでの広告伸長、株価さらに上値追い

2013年5月1日 08:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 コンテンツ制作・配信の日本エンタープライズ <4829> (東2)に注目したい。株価は好業績を評価して高値圏で堅調に推移している。上値追いの展開が期待されるだろう。

 コンテンツサービス事業とソリューション事業を展開し、中国では電子コミック配信サービス事業を展開している。3月29日には、音声通信関連のソフトウェアを開発するandOneを子会社化すると発表した。同社の音声通信技術を活かして生活密着型の便利なモバイルコンテンツを拡充する方針だ。

 今期(13年5月期)連結業績見通しについては3月21日に売上高と純利益を増額修正し、売上高が前期比49.5%増の41億70百万円、営業利益が同28.2%増の3億90百万円、経常利益が同25.8%増の4億円、純利益が同2.1倍の3億50百万円としている。コンテンツサービス事業での新規会員獲得、ソリューション事業での広告売上などが好調であり、純利益については投資有価証券売却益(2億44百万円)も寄与する模様だ。配当についても3月29日に増額修正して年間180円(期末一括)の予定とした。なお第3四半期累計(12年6月~13年2月)は前年同期比53.2%増収、同37.5%営業増益となり、進捗状況は概ね順調な模様である。

 株価の動きを見ると、3月22日の1万6500円から一旦反落して4月2日の1万2500円まで調整する場面があったが、すぐに反発して4月18日には1万6900円まで上値を伸ばした。その後も高値圏で堅調に推移している。4月30日の終値1万6330円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS928円38銭で算出)は17~18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間180円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だろう。好業績見通しを評価して上値追いの展開が期待され、07年10月以来の2万円台も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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