【狙い場・買い場】日本ERIは3Q減益転換業績織り込み済みで下げ過ぎ訂正へ好材料続出も

2013年4月30日 12:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本ERI <2419> (東2)は、今年3月に発表した今5月期第3四半期(3Q)業績が、減益転換して昨年12月に上方修正した通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことが響き、窓を開けて400円安し下値もみ合いを続けているが、25日移動平均線からの5%のマイナスかい離は明らかに下げ過ぎである。昨年12月施行の二酸化炭素排出の抑制を目指す「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」をビジネスチャンスに全国で開催しているセミナーや、同社自身が、東証第1部指定替え銘柄の有力候補株にノミネートされている好材料、思惑材料が続出していることが見直されて、東証第2部上場来高値1827円奪回に進もう。

  3Q業績は、前年同期比5%増収、4%営業減益、5%経常減益、6%純益増益と伸び悩み、通期業績対比の利益進捗率は、65~68%と目安の75%を下回った。確認検査事業は、大幅に売り上げを伸ばしたが、住宅性能評価・関連事業が減収となり、今後の需要拡大に備えた人員増強に伴う人件費増加や、大型建築物の増加による適合性判定手数料の増加が響き減益転換した。純利益は、法人税率引き下げや新株予約権戻入益の寄与で増益転換した。

  5月通期業績は、3Q業績は計画通りとして昨年12月の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億5900万円(前期比22%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。続く2014年5月期業績も、消費税引き上げ前の駆け込み需要による新設住宅着工件数の増加や、「エコまち法」関連の専門部署設置などで続伸、純利益は、東洋経済会社四季報春号では、8億8000万円と連続過去最高更新が観測されている。

  一方、同社の東証第1部指定替えについては、昨年5月23日の東証第2部上場から1年を過ぎ指定替え基準を充足することから、みずほリサーチ&コンサルティングの指定替え候補株レポート(今年3月4日付け)で候補株16銘柄のなかの1銘柄として同社が取り上げられており、すでに同レポートの16銘柄のうち5銘柄が指定替えを実現しているだけに、同社株にも関連思惑が強まろう。

  株価は、昨年12月の今期業績上方修正・増配で東証2部上場来高値まで8割高し、3Q業績を嫌って3分の1押し水準でもみ合っている。PERは14倍台と割安であり、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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