【株式評論家の視点】しまむらは、地道な体質強化策が実り連続最高益更新が続く

2013年4月26日 10:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  しまむら<8227>(東1)は4月11日の高値1万2580円から調整に入っているが、消費関連株の人気が高まる中、改めてその好業績が見直されていく可能性が強くなってきた。

  「ファッションセンターしまむら」の4月の月次売上げ(3月21日~4月20日)は、既存店ベースで前年同月比1.8%増を達成した。今期は売上げ5200億円と前期比6%増、営業利益は510億円と、同12%増を見込んでいる。今2014年2月期も好調なスタートをきっているだけに、その確保が有力だ。今期で5期連続の最高益となるが、計画的な発注、工場の集約化などを進め、原価低減に注力する一方、国内商品センターの増強を図り、生産段階から店舗までの物流効率化を着実に進めていることが好業績の要因。

  低価格とファッション性が消費者ニーズを引き付けており、全国的にはなお展開の余地が大きい。さらに、最近は投資効率のいい都市部への出店攻勢を強めている。都市型店舗は商業施設内への出店が多く、従来の郊外型店舗に比べ、初期投資が半分以下で収益率がいい。

  さらにベビー子供用品の「バースデイ」、女性向けファッション雑貨の「シャンブル」など新業態も店舗数の増加に伴い採算が向上、全体の収益性改善に寄与しつつある。内容的には業容が変革を遂げているのだが、株価はまだそうした評価に届いていない。海外でも前期より中国での展開を開始している。中国の上海に2店舗を出店、今期は5店舗を出店する計画。中国では3年で30店舗程度を目標としている模様だ。

  従って業績好調は長期で続く見通し。現在のPER14.1倍は、時間の経過とともにさらに割安になっていくものと思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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