進和:13年8月期第2四半期業績は増収大幅増益

2013年4月25日 14:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■主力自動車業界向けの溶接設備などが堅調に推移し、中間期で3期連続2桁増収増益

  進和 <7607> の今期13年8月期第2四半期連結業績は、主力顧客の自動車業界では、中国での販売・生産は縮小したが、タイやインドネシアなどでは、市場が拡大。そのような状況の中で、自動車業界向けの溶接設備などの売上増加が起因して、売上高は163億91百万円(前年同期比18.6%増)となった。損益面を見ると、営業利益は増収により9億98百万円(同33.0%増)、経常利益は円安の影響により約2億円の為替差益を計上し、前回予想(12年10月12日公表)を2億70百万円上回る12億39百万円(同49.3%増)となり、四半期純利益は7億93万円(同70.8%増)を確保し、増収大幅増益となった。

  同社は、高度な接合技術をベースとして、製造部門を併せ持つ技術系商社である。異種素材の接合や製品の小型化及び軽量化の要請に応える金属接合に高い評価を得ている。売上構成(12年8月期)の業種別では、主力の自動車は64.0%、電機機器12.9%、機械7.0%、その他16.1%である。品目別では金属接合は42.8%、産業機械37.7%、FAシステム15.3%、その他4.2%となり、金属接合と産業機械で約80%を占める。また地域別では、国内が主体で72.9%である。

  地域別の業績を見ると、日本は、国内の自動車メーカー及び同部品メーカーからのシートフレーム溶接設備やイオン注入装置などの受注が無難に推移し、売上高は123億33百万円(前年同期比11.9%増)、セグメント利益は7億39百万円(同22.3%増)と増収増益となった。

  米国は、北米日系自動車メーカーでのモデルチェンジにより、溶接設備や治具などの設備改造の売上が増加。売上高は17億8百万円(前年同期比62.6%増)、セグメント利益は67百万円(同104.9%増)と大幅増収増益となった。

  アジアは、タイ日系自動車メーカーでのモデルチェンジにより、汎用溶接機器や溶接治具の売上が増加、また中国日系自動車メーカーからのプロジェクト売上があり、売上高は23億50百万円(前年同期比34.8%増)、セグメント利益は1億41百万円(同69.2%増)と大幅増収増益となった。

  今期通期連結業績予想は、売上高及び営業利益については当初予想通りに推移するものとしている。また経常利益及び当期純利益については中間期では当初業績予想を上回り、大幅増益となったが、下期の為替変動の先行き不透明に加えて、今期予定の同社ジョイテックセンター第1・2工場の統合により、固定資産の廃棄損などの増加が計画より見込まれることから、当初予想を据え置いた。それにより、売上高は335億円(前期比12.3%増)、営業利益は20億円(同13.7%増)、経常利益は20億9百万円(同8.9%増)、純利益は11億20百万円(同10.9%増)と増収増益を見込んでいる。

  株価指標は、PER13.5倍(今期予想一株当たり純利益86.81円で算出)、PBR(実績)1.01倍、配当利回りは2.9%である。指標的に見て、割安であることから、今後さらに一段高が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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