【アナリストの眼】日本エム・ディ・エムは主力の骨接合材が高齢化背景の好展望、5月6日の決算に期待、株価煮詰まる

2013年4月25日 09:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  日本エム・ディ・エム <7600> は骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野の医療機器輸入商社である。株価は短期調整が一巡して再動意のタイミングが接近しているようだ。決算発表が接近して思惑が広がる可能性もあるだろう。

  前期(13年3月期)連結業績は、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了に伴って新規導入した骨接合材料新製品の一部の販売開始遅れが影響した模様だが、今期(14年3月期)については骨接合材料の新規導入製品が通期寄与することに加えて、米国子会社ODEV社製の人工股関節製品が好調であり、自社製品比率上昇による原価率改善も期待されるだろう。前期の決算発表は5月8日の予定である。

  なお3月には、米国子会社ODEV社製の人工膝関節製品が中国における薬事承認を取得したと発表している。中期的に高齢化社会で市場拡大が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、240円~260円近辺のレンジでモミ合う展開だったが、3月29日に発表した中国での薬事承認取得を材料視して動意付き、4月1日には350円まで上値を伸ばす場面があった。その後は反落して270円~290円近辺でモミ合う展開となっている。4月24日の終値288円を指標面で見ると、前期推定配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS423円22銭で算出)は0.7倍近辺である。

  足元はモミ合い展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線ともに横ばいから上向きに転じた形であり、サポートラインとなりそうだ。また日足チャートで見ると、25日移動平均線が追い付いてきた形である。再動意のタイミングが接近しているようだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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