【アナリストの眼】OBARA GROUP株価上伸、08年水準に、今9月期業績に再増額の可能性

2013年4月24日 09:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  溶接機器や平面研磨装置を展開するOBARA GROUP <6877> に注目したい。株価は3月の高値を上抜き、08年5月以来の水準を回復してきた。今期(13年9月期)業績見通しに再増額の可能性もあり、上値追いの動きを強めそうだ。

  今期の連結業績見通しについては2月6日に増額修正して、売上高が前期比0.7%増の325億円、営業利益が同10.5%減の40億円、経常利益が同6.6%減の43億円、純利益が同2.3%増の27億80百万円としている。円安進行も寄与して、アジアでの自動車関連向け溶接機器の需要が好調であり、平面研磨装置関連の営業損益も大幅に改善している模様だ。通期予想に対する第1四半期(10月~12月期)の進捗率は売上高が25.2%、営業利益が31.1%、経常利益が38.3%、純利益が33.5%と高水準である。一段の円安進行効果に加えて、米国自動車市場の好調なども考慮すれば再増額の可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると、3月27日に1914円を付けた後に上げ一服の形となったが、4月18日に1920円を付けて3月高値を突破した。さらに4月22日には2000円まで上値を伸ばして、08年5月以来となる2000円台を回復した。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月22日の終値1996円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS143円07銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1183円67銭で算出)は1.7倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開である。目先的な過熱感も解消されたようだ。今期再増額の可能性も考慮すれば指標面に割高感はなく、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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