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【アナリストの眼】アスカネットは遺影写真が安定、新規分野のエアリアルイメージング事業は量産化を推進、株価12年高値挑戦
<業績&株価分析>
アスカネット <2438> (東マ)に注目したい。株価は高値圏での短期調整が一巡して3月高値に接近している。再動意の構えのようだ。12年4月の高値も射程圏に入るだろう。
葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス、オリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービスを主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集製作はウエディング関連が主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。新規分野のエアリアルイメージング事業では、空中結像技術を用いた新ディスプレイの開発・量産化を推進している。
今期(13年4月期)業績(非連結)は、増収ながら減価償却費や販管費の増加を主因に減益見通しで、通期予想に対する第3四半期累計(12年5月~13年1月)の進捗率は高水準だが、季節要因で第3四半期(12年11月~13年1月)がピークとなる傾向が強いとして通期見通しを据え置いている。ただし、葬儀施行件数は第3四半期から回復傾向を強めて通常ペースに戻っている模様であり、今期の上振れ期待に加えて、来期(14年4月期)の好業績に対する期待感が高まるだろう。円安進行メリットに加えて、フォトブックが流行の兆しを強めていることもプラス要因となりそうだ。
注目のエアリアルイメージング事業に関しては、演出用途などのニーズが高く、エンタテインメント関連から試作品の引き合いが増加している模様だ。自動車関連、飲食店舗関連、ATM関連、照明関連などにも需要が広がる可能性があり、量産技術の早期確立を期待したい。
株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続き3月28日には860円まで上値を伸ばした。目先的な過熱感を強めたため上げ一服の形だったが、足元では4月19日に846円、4月22日に847円を付けて3月高値に接近した。再動意の構えのようだ。4月22日の終値847円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS87円37銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS723円34銭で算出)は1.2倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線をサポートラインとして短期調整が完了した形だろう。週足チャートで見ても強基調を継続している。指標面での割安感に加えて、エアリアルイメージング事業に対する期待感も強い。3月高値860円を上抜ければ、12年4月の894円も射程圏に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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