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【狙い場・買い場】ピックルスコーポレーションは野菜高騰で前期小幅減益も今期2ケタ増益、PER6~7倍
漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)に注目したい。株価は足元で上げ足を速め、11年12月の高値を一気に突破した。指標面の割安感も強いだけに、一段高の可能性があるだろう。
4月15日に発表した前期(13年2月期)連結業績は、売上高が前々期比11.5%増ながら、営業利益が同6.8%減、経常利益が同8.6%減、純利益が同3.5%減だった。主力の「ご飯がススムキムチ」などキムチ製品、浅漬、惣菜の販売が好調で2桁増収だった。しかし天候不順による野菜価格の高騰や、広島新工場の準備費用負担などで減益だった。
今期(14年2月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。主力のキムチ製品のブランド力が向上していることに加えて、5月1日から発売する「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など積極的な新製品投入効果も寄与して好調な推移が予想される。また広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する模様だ。
株価の動きを見ると水準を切り上げる展開が続き、足元では今期の好業績見通しを評価して上げ足を速めている。4月23日には676円まで上値を伸ばして11年12月の高値670円を一気に上抜いた。4月23日の終値660円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.6倍近辺である。
目先的には過熱感が意識される可能性もあるが、11年12月の高値670円を上抜いたことで先高感を強めている。指標面では依然として低PER、低PBRで割安感が強いだけに、上昇トレンドを継続して一段高の可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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