【狙い場・買い場】P&Pホールディングスは大型案件受注の寄与でBYS事業好調、株価2月高値更新

2013年4月23日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  販売支援や人材派遣のP&Pホールディングス <6068> (JQS)に注目したい。株価は短期調整が一巡して出直り態勢であり、2月高値を抜いたことで上値追いを強めそうだ。

  ピーアンドピー(12年9月26日上場廃止)の純粋持株会社として12年10月1日に上場した。販売支援などのSPO(セールス・プロセス・アウトソーシング・サービス)事業、人材派遣などのHR(ヒューマンリソース・サービス)事業、配送業務請負などのBYS(バックヤードサポート・サービス)事業、その他事業を展開している。

  前期(13年3月期)連結業績は増収増益の模様だ。SPO事業は一部不採算案件の派遣契約への切り替えも影響してやや低調だが、BYS事業が大型案件の受注が寄与して好調な模様である。連結月次売上動向(前年比、参考値)を見ると13年3月は10.0%増、12年4月~13年3月累計は1.4%増だった。なお前期の決算発表は5月9日の予定である。

  今期(14年3月期)については、SPO事業は営業強化、BYS事業はネット通販やネットスーパーの市場拡大を背景に好調が期待されるだろう。4月16日には、伊藤ハム <2284> の完全子会社で小売・流通向けに試食・試飲サービス事業を展開する藤英テクノサービスの株式90%を取得する株式譲渡契約を締結した。子会社化によってシナジー効果が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、2月14日の高値330円から反落して上げ一服の展開となり、4月2日の取引時間中に232円まで急落する場面があった。しかしすぐに戻して概ね280円~300円近辺で推移し、徐々に下値を切り上げている。4月19日の終値296円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPSは未公表のため、営業利益予想のレンジ中間値を基に推定したEPS27円00銭で算出)は11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は3.4%近辺である。

  日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、4月2日の急落で長い下ヒゲを付け、その後は13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調に回帰の形だろう。高値更新で上値追いを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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