【編集長の視点】新光電工は急反発、下方修正業績を一転して上方修正しサプライズ

2013年4月22日 10:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  新光電気工業 <6967> は、74円高の911円と4営業日ぶりに急反発している。今年4月26日予定の決算発表に先立って、前週末19日大引け後に今年1月31日に下方修正した前2013年3月期業績を一転して上方修正、黒字転換幅を拡大することがサプライズとなって割り負けハイテク株買いが再燃している。

  前期業績は、今年1月の下方修正値より売り上げを32億円、経常利益を23億円、純利益を14億円それぞれ引き上げ、純利益は、28億円(前々期は22億4200万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。半導体市場は、パソコンなどの需要が弱含むなど厳しい市場環境で推移しているが、第4四半期に入って主力のフリップチップタイプパッケージを中心に売り上げが回復傾向を示し、為替相場も想定より円安で推移、合理化・効率化、経費節減などを強力に推進したことなどが上方修正につながった。

  株価は、昨年10月の前期第2四半期累計業績の下方修正で446円安値、1月の通期業績下方修正で年初来安値636円までそれぞれ売られ、円高修正と米国インテル社の今年1~3月期決算への連動性思惑で年初来高値963円まで底上げしたが、インテルの不調決算や外資系証券の投資判断・目標株価引き下げなどが響いて急落した。前期業績上方修正でもPERは43倍台と割高だが、PBRは0.9倍と割り負けており、売り方の買い戻しも交えて高値奪回をサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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