【アナリストの眼】パシフィックネットはパソコンのリユース事業を展開、株価は水準切り上げてボックス上放れ鮮明

2013年4月2日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  パシフィックネット <3021> (東マ)は、パソコンやタブレット端末などのリユース(中古品引取回収・販売)事業を主力として、新規事業展開も模索している。株価はボックスレンジからの上放れを鮮明にしており、上値を試す動きが期待されそうだ。

  今期(13年5月期)業績見通しについては、カンボジアに現地法人(中古オートバイク販売事業を開始する予定)を設立したため連結決算となるが、通期見通しについては精査中のため未定としている。第2四半期累計(12年6月~11月期)は、売上高が前期比0.1%減の16億41百万円、営業利益が同53.3%減の33百万円、経常利益が同41.2%減の44百万円、純利益が同68.5%減の12百万円と減収減益だった。主力の引取回収・販売事業では、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴って新品パソコンの価格が下落しているため、中古パソコンの価格も下落した。

  中古パソコンの引取回収・販売に関しては引き続き事業環境が厳しいが、来期(14年5月期)については新規事業の寄与も期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、3月8日に戻り高値となる480円を付けた後、一旦反落して3月12日に391円まで調整したが、すぐに切り返して3月21日と27日には470円まで戻している。今期業績に対する警戒感を織り込み、来期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月1日の終値449円を指標面で見ると、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.7%近辺である。

  2月下旬以降は水準を切り上げる展開が続いている。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だろう。また週足チャートで見ると、300円~350円近辺のボックスレンジから上放れの形を鮮明にしている。先高感を一段と強めているようだ。急動意後の日柄整理一巡感も強めているだけに、3月8日の戻り高値480円を試す動きが期待されるだろう。第3四半期累計(12年6月~13年2月期)業績発表が接近して思惑が広がる可能性もあり、12年6月の548円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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