【為替市場展望:ドル・円相場】日銀金融政策決定会合は期待どおりか否かが注目

2013年4月1日 15:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3日~4日の日銀金融政策決定会合は黒田東彦・日銀新総裁の下での最初の会合となり、買い入れ国債の年限長期化、リスク性資産の購入、無期限資産購入の前倒しなど「異次元の金融緩和策」が打ち出されるとの期待感が高まっている。

 ただし市場では期待はほぼ織り込まれたとの見方もあるだけに、4日に発表される結果がすでに報道されている内容と同程度だった場合に、市場の期待どおりだったとして円安・株高方向に弾みを付けるのか、あるいは期待以上のサプライズがなかったとして円高・株安方向に崩れるのかが注目される。

 4日には欧州でもECB理事会と記者会見が予定されている。金融政策に関しては今回も利下げに踏み切る可能性は小さいとの見方が優勢のようだが、ドラギECB総裁が記者会見で、ユーロ圏の景気見通しに対してどのような判断を示すのか、景気低迷に対して利下げを示唆する発言があるのか、さらにキプロス問題に関してどのような見通しを示すのかなどが注目される。

 キプロス問題に関しては、3月28日に銀行が営業を再開してやや落ち着いた状況だが、銀行預金課税の影響や他の南欧諸国への波及など不透明感がくすぶっている。イタリア政局問題に関しては、暫定政権樹立に向けた調整も進まず再選挙の可能性が高まっている。債務危機問題がいつ再燃してもおかしくない状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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