凸版印刷、世界で一番小さい本の製作に成功 0.75ミリ角

2013年3月14日 11:46

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マイクロブック「四季の草花」と縫針の比較写真(写真:凸版印刷)

マイクロブック「四季の草花」と縫針の比較写真(写真:凸版印刷)[写真拡大]

 凸版印刷は13日、証券印刷やエレクトロニクス製品の製造で培った超微細印刷の技術を応用し、これまでの世界記録0.9ミリ角を大幅に上回る0.75ミリ角のマイクロブック「四季の草花」の製作に成功したと発表した。

 マイクロブック「四季の草花」は、文字や日本の四季の草花12点のイラストがはっきりと印刷され、ルーペを使って見ることができる。有価証券に使用される超微細な製版印刷技術とエレクトロニクス分野の技術を組み合わせ、世界一小さい本を実現した。

 なお、同マイクロブックは凸版印刷の運営する「印刷博物館」で展示するとともにミュージアムグッズとして販売している。

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