【アナリストの眼】サクセスホールディングス今期も2ケタ増収増益、保育事業好調

2013年3月5日 09:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  保育園運営のサクセスホールディングス <6065> (JQS)に注目したい。病院・大学・企業の事業所内保育施設運営を受託する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。

  前期(12年12月期)の連結業績は、売上高が前々期比20.7%増、営業利益が同14.0%増、経常利益が同34.3%増、純利益が同37.5%増の大幅増収増益だった。受託保育事業が同6.2%増収、公的保育事業が同35.7%増収と、いずれも好調だった。既存保育施設の利用者数が堅調に推移し、公的保育事業では新規開設施設の稼働率が想定以上だった。期末時点の施設数は受託保育事業が151施設、公的保育事業が54施設となった。また営業外では設備補助金収入が増加した。

  今期(13年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比15.9%増の83億97百万円、営業利益が同28.9%増の5億32百万円、経常利益が同6.1%増の7億円、純利益が同5.0%増の3億70百万円の大幅増収増益見込みとしている。全国的に見れば待機児童の減少が進んでいるが、都市部では依然として待機児童が解消されず、保育サービスの需要は旺盛である。利益面では施設運営の効率化推進も寄与する模様だ。配当予想についてはJASDAQ上場記念5円を含めて年間25円(第2四半期末15円、期末10円)とした。

  株価の動き(13年1月1日付で1株を3株に分割)を見ると、1月7日の上場来高値1299円から反落して2月18日の1038円まで調整したが、足元では1200円近辺まで戻して短期調整一巡感を強めている。利益確定売りが一巡して好業績を再評価する動きだろう。3月4日の終値1187円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円76銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間配当25円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円24銭で算出)は4.5倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャート見ると13週移動平均線を回復した。短期調整が一巡して強基調に回帰する動きだろう。待機児童解消、子育て支援拡充、働く女性支援という国の重点政策関連であり、中期的な成長期待を支援材料として高値を試す展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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