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【編集長の視点】TPP交渉参加前進で農業関連株人気が増幅、井関農機6日続伸
<マーケットトーク>
井関農機 <6310> は、18円高の323円と6営業日続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。訪米した安倍晋三首相とオバマ米大統領とが、2月23日の日米首脳会談後に発表した共同声明で、TPP(環太平洋パートナー協定)交渉で聖域なき関税撤廃が前提とならないことが確認され、同首相が、今後、交渉参加に向け与党内調整や党内調整を進めることを表明、交渉参加が事実上決定されたことを受け、関連して農業の成長戦略にも拍車が掛かるとして同社株に関連株買いが増勢となっている。
農業の成長戦略は、今年2月18日に開催された第2回産業競争力会議で林農林水産大臣から報告されたばかりである。「攻めの農林水産業」として需要フロンティアの拡大、生産から消費までのバリューチェーンの構築、生産現場の強化の3つの戦略が示され、4500億円にとどまっている輸出額を1兆円に倍増し、農林漁業成長産業化ファンドの出資により国内6次産業化企業体を実現、「メイドイン・ジャパン」の海外戦略の推進などが打ち出された。
この成長戦略を先取り株価は、2月19日に同社株のほか農機株、肥料株、農薬株などに幅広く買い物が集まって人気となっており、今回のTPP交渉参加決定できょう25日も、クボタ <6326> 、日本農薬 <4997> などが続急伸している。
井関農機は、業績も好調に推移している。今3月期業績は、昨年11月、今年2月と2回上方修正され、経常利益は、11月の上方修正値48億円を55億円(前期比41%増)、純利益は、同32億円を41億円(同50%増)にそれぞれ引き上げ、配当も3円(前期実績1.5円)に増配する。
株価は、今年2月の業績再上方修正で1株純資産261円をクリアし、産業競争力会議の輸出額倍増戦略で窓を開けて急伸、2010年4月以来の300円台乗せとなった。PERはなお17倍台と市場平均を下回っており、値ごろ妙味も加わり、2009年11月高値378円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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