【狙い場・買い場】前田工繊は国土強靱化関連のド真ん中人気で株価も発展途上中

2013年1月31日 12:07

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  前田工繊 <7821> は、昨年10月の東証第1部指定替え後の高値2450円水準でスピード調整をしているが、株価は、自民党の国土強靭化計画、公明党の防災・減災ニューディール関連のド真ん中人気でなお発展途上中であり、東証2部時代の昨年4月高値2486円抜けから、2007年8月の上場来高値3350円へのアタックも視野に入れよう。

  同社の株価は、昨年9月に10月11日付けで東証第1部指定替えを承認されたが、同時に新株式発行(発行価格1670円)・株式売出しを実施したことが響き、発行価格近辺での底固めが続いた。この底値から動意付いたのは、野田佳彦前首相の解散総選挙表明からで、200兆円の国土強靭化計画、100兆円の防災・減災ニューディールを衆議院選挙のマニフェストとした自民党・公明党が、衆議院選挙で圧勝したことで関連人気を高めて大きく底上げした。

  同社は、盛土補強用資材、河川護岸材、法面補強工法用資材などの環境資材、早くいえば災害現場の最前線で活躍する大型土のうのリーディングカンパニーであり、安倍連立政権による緊急経済対策・補正予算編成のド真ん中に位置することが評価された。業績も、前9月期業績が、昨年4月の上方修正通りにV字回復して、純利益は、11億7600万円(前々期比2.1倍)と2010年9月期の過去最高(8億700万円)を更新した。

  今9月期業績も、環境資材事業での防災・減災需要の拡大から増収・経常増益を予想する一方、純利益は、10億1000万円(前期比14%減)と見込んだが、これは前期に計上した負ののれん発生益4億6800万円が一巡するためで、実質は増益となる。今年1月30日に発表した今期第1四半期業績も2ケタ増収増益と続伸して、期初予想の第2四半期業績に対して高利益進捗率を示した。

  株価は、2010年9月に実施した株式分割(1対2)で、権利落ち妥当値を下回り昨年11月の951円まで調整、この権利落ち分を埋めてきたところである。残る上値目標は、株式上場時の2007年8月の上場来高値3350円だけとなり、この最高値をめざしPER13倍台の割安修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】任天堂は続急落、営業利益下方修正・連続赤字で関連株の反応は高安マチマチ(2013/01/31)
【狙い場・買い場】鉄建建設は東海道新幹線の大規模補修前倒し、もみ放れを確認(2013/01/31)
【狙い場・買い場】日本電設工業はJR東海関連として注目、大規模改修需要(2013/01/31)
【編集長の視点】第一実業は5期ぶり最高純益・連続増配買いが続き高値追いに拍車(2013/01/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事