【狙い場・買い場】防衛関連の日本プロセス、今5月期2ケタ増益見直す展開

2013年1月31日 09:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発の日本プロセス <9651> (JQS)は、火力発電所や自動車などの制御システム、鉄道運行管理などの交通システム、衛星画像や防衛関連などの特定情報システム、スマートフォンやストレージデバイスなどの組込システム、非接触ICカードや道路ETCなどの産業・公共システム、およびシステム保守・運用サービスを展開している。

  第2四半期累計(6~11月期)は、12月27日に増額修正して売上高が前年同期比15.8%増の23億91百万円となり、営業利益が95百万円(前年同期は14百万円の赤字)で黒字化した。特定情報システムで危機管理分野の大型案件の売上が前倒し計上となったことを主因に、期初計画を上回った。

  今期(13年5月期)連結業績見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比9.7%増の51億円、営業利益が同24.5%増の3億10百万円、経常利益が同17.6%増の3億50百万円、純利益が同33.2%増の2億02百万円としている。火力発電所関連は震災後の需要が一巡した模様だが、エコカー関連、車載ナビ関連、データセンタ関連、整備新幹線関連などの開発案件が期待され、プロジェクト管理の徹底も寄与して増収増益見込みである。

  株価の動きを見ると、概ね800円近辺でのボックス展開だったが、年末年始に動意付き1月4日には926円まで上昇する場面があった。第2四半期累計の増額修正を材料視した形だろう。ただし買いが続かず反落し、800円近辺に回帰して小動きとなっている。30日の終値800円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS36円43銭で算出)は22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1458円20銭で算出)は0.5倍近辺となる。

  年末年始に動意付いて11年8月以来の900円台を回復する場面もあったが、週足チャートで見ると再び26週移動平均線を割り込んで800円近辺のレンジに回帰した形である。ただし社会インフラ関連のテーマ性や今期の増収増益見通しなどを考慮すれば、きっかけ次第で反発が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】三井松島産業は石炭需要回復に期待、今期増額修正の確度が高まる(2013/01/29)
【編集長の視点】高純度化学は上昇率トップ、3Q業績続落も自己株式取得でカバー(2013/01/29)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事