電算システム:12年12月期連結業績は2ケタの増収増益で着地

2013年1月31日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株価は予想PER9.3倍、PBR(実績)0.88倍、配当利回り3.3%と割り負け感が強い

  電算システム <3630> は30日、12年12月期連結業績を発表した。

  売上高233億69百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益9億3百万円(同10.8%増)、経常利益9億28百万円(同11.9%増)、純利益5億16百万円(同14.7%増)と2ケタ増収増益で着地。

  同社は、昭和42年に岐阜県で電子計算センターとしてスタートしている。主力の『情報サービス事業』では、郵便局のふるさと小包データを手がけるなど官民全国2500社超の業務を受託。もう一つの柱事業である『収納代行サービス事業』は、口座振替サービスを発展させたものでコンビニチェーン17社と提携、3000社以上の事業者と顧客の決済についてコンビニエンスストア決済サービスを中心に年間1億2000万件、1日33万件以上を取り扱う。さらに、このコンビニ決済システムをベースに新たに国際送金サービスに展開している。

  情報サービス事業の売上高は、118億46百万円(同10.2%増)となっている。その内訳は、情報処理サービス32億90百万円(同8.6%増)、システムソリューション34億72百万円(同2.9%減)、システムインテグレーション36億16百万円(同17.5%増)、商品販売14億66百万円(同38.0%増)となっている。

  一方の収納代行サービス事業は、売上高115億22百万円(同12.1%増)。

  2事業共に2ケタ成長となっていることから、同社の事業は順調に拡大しているといえる。

  今期については、情報サービス事業では、大口取引先のIT投資の抑制、削減傾向が続き厳しい状況を予想している。そのような状況の中で、情報処理サービスでは、BPO業務の量的拡大とサービスのワンストップ化により、顧客へのサービスの質的向上を図ることで、規模の拡大に取り組む方針。システムソリューション、システムインテグレーションでは、プライム事業の促進、コアパートナーとの連携等により、一件当たりの取引規模の拡大を目指すと共に、IT技術と顧客経営課題との橋渡しになるような提案型営業に注力して行く。また、モバイル端末をビジネスに活用するためのアプリケーション開発にも注力する。商品販売では、2011年7月より販売を開始した新バージョンの歯科医向けソフトウェアの拡販に努める方針。

  収納代行サービス事業については、今後も大きな成長が見込まれる非対面取引市場向けの決済サービスの拡大が必須であり、この分野へ経営資源を集中する計画。更に、11年から開始した国内送金サービス事業の拡大、また、世界最大級の国際送金事業者The Western Union Companyとの連携により12年から開始したコンビニエンスストアを窓口とした国際送金サービスなど、消費者の利便性を追求する新たなサービスを推進していくとしている。

 以上のことを実施することで、今期13年12月期連結業績予想は、売上高253億円(前期比8.3%増)、営業利益10億10百万円(同11.8%増)、経常利益10億10百万円(同8.8%増)、純利益5億78百万円(同11.8%増)と増収増益を見込んでいる。

  また、同日株主優待制度の再開も発表している。1単元以上の株主を対象として3,000円相当の物品(金券類も含む)を今期13年12月31日の株主を対象として提供する。

  株価チャートを見ると1200円台でもみ合っている状況であるが、株価指標は、予想PER9.3倍、PBR(実績)0.88倍、配当利回り3.3%と割り負け感が強い。好業績に加え、株主優待の再開もあることから今後は、2000円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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