【アナリストの眼】株価上昇基調の曙ブレーキ工業、米自動車と円安効果、大幅増益

2013年1月30日 12:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  曙ブレーキ工業 <7238> に注目したい。米国自動車市場の好調や為替の円高修正が追い風となり、株価は強基調の展開である。

  今期(13年3月期)連結業績見通しは、11月1日に減額修正して売上高が前期比0.6%減の2084億円、営業利益が同56.4%増の60億円、経常利益が同2.1倍の43億円、純利益が21億円(前期は32.15億円の赤字)としている。中国での反日行動に伴う減産の影響、インドネシアのローン規制導入に伴う二輪車の需要減速が減額要因となり、増益幅が縮小する見込みだ。ただし通期予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は、売上高が52.3%、営業利益が55.3%、経常利益が57.5%、純利益が47.5%と高水準だった。主力の米GM向けやトヨタ自動車 <7203> 向けが好調な模様であり、想定為替レートを1米ドル=78円80銭としているため足元の円高修正もプラス要因となる。一転して上振れの可能性もあり、来期(14年3月期)業績に対する期待感も高まるだろう。

  株価の動きを見ると、10月11日の311円をボトムとして戻り歩調の展開となっている。1月18日と21日には450円まで戻す場面があり、足元も概ね430円~440円近辺で推移している。円高修正で来期業績に対する期待感が高まっているようだ。29日の終値435円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS15円82銭で算出)は27~28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS326円39銭で算出)は1.3倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だろう。足元の円高修正が支援材料となり、昨年3月29日の戻り高値488円は射程圏だろう。2月5日に第3四半期累計(4~12月期)業績の発表を予定しており、期待感が高まる可能性もありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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