【編集長の視点】230円安の日電産、業績再減額・減配で見切り売り、下値模索

2013年1月25日 11:33

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  日本電産 <6594> (大1)は、230円安の5040円と3日続落している。前日24日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、3月通期業績の再下方修正、期末配当の減配と自己株式取得の好悪両材料を発表したが、下方修正した3月通期業績が、市場コンセンサスを大きく下回り、前日の米国市場では同社ADR(預託証券)が、前日の大証終値に対して186円安(円換算値)で引けたことも響いて、リスク回避売りが増勢となっている。

  同社の3月通期業績は、昨年10月に下方修正されたが、その減額値よりさらに売り上げを300億円、継続事業税引前純利益を585億円、純利益を455億円それぞれ引き下げ、純利益は、45億円(前期比89%減)と大きく続落し、市場コンセンサスを300億円超下回る。

  パソコン、デジタルカメラ、液晶パネル製造装置関連の需要が3Q半ば以降に急激に減少し、第4四半期(4Q)以降も厳しい状況が続き、4Qに構造改革及びその他調整費用の計上を想定して再下方修正した。期末配当は、期初予想の50円を35円に引き下げ、年間80円(前期実績90円)へ減配する。

  一方、自己株式取得は、上限を300万株(発行済み株式総数の2.21%)、200億円、取得期間を1月25日から来年1月24日までとして実施する。

  株価は、昨年10月の下方修正でいったん悪材料織り込み済みとして5750円まで反発したが、円高進行で売り直され昨年来安値4550円まで調整した。同安値から円高修正で900円幅の底上げをし、5000円台固めを続けてきたが、再度の下値模索が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【狙い場・買い場】マツモトキヨシHLDは出遅れ感強く創業80周年も期待要因(2013/01/24)
【狙い場・買い場】決算発表一番乗り「あみやき亭」は業績相場展開でも一番槍(2013/01/24)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事