【相場熟者が答える投資相談】全日空は買い値まで戻り期待可能で持続、中国関係修復なら上値も

2012年12月19日 10:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 全日本空輸 <9202> を220円で3000株持っています。今後の見通しと対処方法についてお願いします。

  【答え】 12月19日(水)は3円高の180円と反発しています。

  前週14日、同社は、北九州空港を本拠地とするスターフライヤーの筆頭株主になったと発表しました。米ファンド、DCMの全保有株式を約24億円で取得。持ち株比率を0.93%から約18%に引き上げた。本格的な出資で、共同運航の拡大や機材・部品の共同調達などを視野に入れる。経営再建を果たした日本航空 <9201> や格安航空会社(LCC)との競争が激しくなるなか、収益源である国内線事業の基盤を固めると伝わっていますが、170円台半ばでの小幅もみ合いが続いています。

  足元の業績、尖閣問題による中国便の需要減の影響が懸念されますが、国際線のビジネス旅客が伸びており、今3月期売上高は1兆4700億円(前期比13.4%増)、営業利益は1100億円(同13.4%増)、経常利益は700億円(同22.3%増)、純利益は400億円(同42.0%)が見込まれています。

  株価は、3月12日につけた年初来高値263円から10月15日に年初来安値154円と調整を挟んで11月21日高値179円と買われた後、もみ合いが続いています。日本航空の再上場に伴う、ポートフォリオの再構築に絡んだ売りや公募増資実施による需給悪化を懸念した売りが一巡し、下値は確認された感はあります。円相場が対ドルで下落傾向にあり航空機燃料の輸入価格上昇が懸念されるものの、海外に出かける人数が尖閣諸島・竹島問題で減少していましたが、11、12月は回復基調にありますので、上値抵抗線として意識される26週移動平均線突破から一段高へ進む可能性があります。買値近辺までの上昇を期待し持続。余裕があれば買い増しも良いでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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