【株式評論家の視点】シャープは売残増加止まらず、踏み上げ相場の火勢はさらに強力に

2012年12月19日 10:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  シャープ <6753> が18日に327円、26円高と急騰した。引けでは前日比8%高だが、ザラ場では372円、同23%高まで買い進まれる場面があり、まさに爆騰状態だ。

  株価は米クアルコムによる出資発表をきっかけに戻り足加速の局面に踏み込んできている。クアルコムからの出資や銀行の追加融資報道を受け、倒産リスクが緩和されたとの見方が強まってきたことが背景。押されまくっていた現在交渉中の台湾・鴻海グループとの資本・業務提携もシャープにとって条件改善の方向に動く可能性が強まっている。

  現在の株高の根源は需給につきる。どんどん積み上がる信用売り残は、12月14日申し込み現在でついに1億339万株という記録的な水準に達した。一方、信用買い残は7323万株にとどまり、取組は大幅売り長状態。日証金では12月4日以降、連日逆日歩が発生している。18日の急伸場面でも売り残の増勢が止まらず、日証金では新規売りが1290万株にも達した。燃え上がっている踏み上げ人気に、さらに新しい薪がくべられている状況だ。需給が最大の拠り所のシャープの急騰相場突入は、他の売り込み株の動向にも多大なる影響を与えることになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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