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【近況リポート】ヒーハイスト精工:課題解決へ、販路拡大・原価低減2プロジェクト推進

ヒーハイスト精工<6433>(JQS)はリーマンショック以降、経営課題解決に向け、販路拡大のためのプロジェクト、原価低減プロジェクトを立ち上げ成果を挙げている。[写真拡大]
■得意分野の拡大、工程見直しでコストダウンに手応えも
ヒーハイスト精工 <6433> (JQS)はリーマンショック以降、経営課題解決に向け、販路拡大のためのプロジェクト、原価低減プロジェクトを立ち上げ成果を挙げている。特に、社内で自主的に取組むべき問題点として、利益率低下による業績不振、THKからの受注伸び悩みなど、早急な対応が求められる懸念材料への施策を決め社内資源を集中投入した結果、上期(4~9月)には、国内戦略として、リニアブッシュの計画的生産、納期遵守、製品ラインアップ拡充と新規分野開拓、海外戦略では、中国生産・拠点の立ち上げ、THK中国への直接販売開始などの成果を見た。
今期通期業績見通しは、今期初から中国子会社が連結決算となり、売上高1,270百万円、営業損失58百万円、経常損失68百万円、当期損失45百万円を見込んでいる。
■リニアガイド需要に対応し、小径リニアブッシュ「アジアNo.1」へ
上期からの在庫圧迫を継続するものの、グローバルなトレンドとして、中型径、大型径のリニアブッシュは、リニアガイドへの置き換えが進むと予想され、特に同社の得意分野である#10までの小型径のグローバル需要は増加が見込まれる状況にある。
こうした世界的状況を背景に、同社は小径リニアブッシュのアジアNo.1へ「次善を求めて 最善を尽くす」方針を決め、1)アジアで通用するコスト競争力、2)品揃えの拡充、3)中国・ASEANへの展開、4)フレキシブルな納期対応力、を課題として取組む。
■アジア戦略新商品「UTB」で大幅コストダウン
上期中の成果、並びに下期(10~13年3月)以降の取組は以下の通り。
1)コスト:アジア戦略商品として新製品「UTB(Utility Trak Ball)」(特許申請済)では、設計・製造工程見直しで、大幅コストダウンを実現した。当面#6(0.6ミリ)を先行開発し市場ニーズを踏まえラインアップする。特に、コアバリューとなる「用途開発力」として、自社の強みと顧客ニーズの接点を重視し、品質確認を徹底する「個・チームワーク」を確立する。また、プロジェクトで構築した生産管理システムで既存製品のコストを低減し、社内での「過剰仕掛品」、「制作過程滞留品」の識別並びに滞留発生防止策を徹底。
2)品揃え:#6~#25のインロー・センターフランジタイプ(計72型番)を順次量産し、品揃え不足での機会損失を防止。
3)中国・ASEANへの展開:中国は販売子会社を設立、営業開始(4月)し、蘇州に生産拠点を開設した。現在、ASEAN地域の情報収集中である。
4)納期対応力:今後の核となるコアバリューと位置づけているが、「物流の見える化」、「生産設備増強」を行った結果、4月以降実績は、当社提示納期遵守率ほぼ100%、納期ヒット率95%以上となっており納期ヒット率の維持を努める。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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