【アナリストの眼】日本エム・ディ・エム、2Q低調も許容範囲、高齢化背景に基調強い

2012年11月2日 09:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  日本エム・ディ・エム <7600> は骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野の医療機器輸入商社であり、高齢化社会で市場拡大が期待されている。株価は三角保ち合いの形で煮詰まり感を強めており、上伸の可能性があるだろう。

  10月30日に今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期・2Q)連結業績を発表し、売上高が38億12百万円、営業利益が2億29百万円の赤字、経常利益が3億84百万円の赤字、純利益が3億07百万円の赤字だった。米国子会社ODEV社製の人工股関節製品は順調だったが、保険償還価格引き下げ、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了(6月末)、新規導入製品の一部の販売遅れなどにより、主力の骨接合材料の売上高が計画未達となった。販管費削減などでカバーできず、売上高、利益ともに前回予想(5月10日公表)を下回った。米国子会社に対する貸付金や米ドル建て外貨預金の為替評価損計上もマイナス要因だった。

  通期については前回予想を据え置き売上高が95億円、営業利益が7億円、経常利益が5.5億円、純利益が2.6億円としている。整形外科分野の医療機器販売は下期繁忙型の模様だが、第2四半期累計が低調だったため、通期についても下振れの可能性があるだろう。なお通期の想定為替レートは1米ドル=83円としている。

  株価の動きを日足チャートで見ると、10月11日に267円まで上昇し、24日には220円まで調整する場面があったが、概ね240円~250円近辺でのモミ合い展開だろう。ただし、第2四半期累計業績発表翌日の31日には233円まで調整(終値は239円)する場面があったが、11月1日には一転して244円まで上昇(終値は243円)している。第2四半期累計の計画未達に対する失望売りや、通期下振れに対する警戒売りは一巡した可能性があるだろう。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を挟んで三角保ち合いの形であり、煮詰まり感を強めている。悪材料織り込み済みで上放れの可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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