【アナリストの眼】ゲームカード・ジョイコ株価は減益織込み出直り、研究開発評価

2012年10月9日 10:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  ゲームカード・ジョイコホールディングス <6249> (JQS)は、11年4月に日本ゲームカードとジョイコシステムズが経営統合した持株会社で、遊技場(パチンコ、パチスロ)向けのプリペイドカードシステム機器とプリペイドカード発行を手掛けている。

  今期(13年3月期)連結業績の会社予想は売上高が前期比15.1%減、営業利益が同57.4%減、経常利益が同60.4%減、純利益が同75.9%減の大幅減収減益見込みである。パチンコホールで「各台計数システム」の導入が進んでいることを背景に各台計数タイプの機器販売が好調だが、パチスロ用メダル貸機の更新需要一巡、研究開発費の大幅増加、負ののれん発生益一巡などが減益要因の模様である。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が27.3%、営業利益が65.6%、経常利益が69.9%、純利益が64.4%と高水準だが、研究開発費が第2四半期(7~9月期)以降に発生するためほぼ計画水準としている。

  株価の動きを見ると、9月7日に1218円まで調整する場面があったが、足元では概ね1250円~1280円近辺で小動きとなっている。10月5日の終値1269円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS77円12銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は4%台後半、そして実績PBR(前期実績の連結BPS2881円68銭で算出)は0.4倍台となる。

  日足チャートで見ると、小動きだが25日移動平均線を回復して強基調へ転換の兆しを見せている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線に押し戻される形だが、一方では下値を切り上げて出直り感を強めている。第2四半期累計(4~9月期)業績発表を控えて、業績上振れ期待などの思惑が広がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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