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【編集長の視点】日本コンセプトは公開価格を8下回る初値、IPO株逆行高に冷水
<マーケットトーク>
日本コンセプト <9386> (JQS)が、今日4日にジャスダック市場(スタンダード)に新規株式公開(IPO)された。公開価格は1020円、公開株式数は140万4100株となっている。寄り付きの売り気配から9時20分に公開価格を82円、8%下回る938円で初値をつけ、その後は977円と買われ、終値は891円と荒い値動き。
公開価格が、仮条件の下限で決まり、業態が、薬品、食品などの液体貨物をタンクコンテナ輸送するオールドエコノミーに属し、資金吸収額も14億円超とやや過大なことが響いており、公開価格割れの初値形成は、5月29日IPOの北の達人コーポレーション <2930> (札証ア)以来で、今年5社目となっている。
IPO株は、上値にシコリがなく値動きも軽快なことから全般相場の波乱局面ではより高人気となり、今年も9月28日までに24銘柄がIPOされ、初値が公開価格を上回った(勝ち)銘柄が20銘柄、下回った(負け)銘柄が4銘柄と、勝率が、20勝4敗の83%と投資セオリー通りの結果となった。
9月以降も、19日にIPOの日本航空 <9201> (JAL)(東1)が、公開価格を20円上回って初値をつけ、今年最大のIPOを無事に通過し、この後もエー・ピーカンパニー <3175> (東マ)は、公開価格比41%高で初値をつけ、28日上場のメディアフラッグ <6067> (東マ)の初値倍率は、2.3倍と今年3番目の高人気となった。
IPO人気の高まりとともに直近IPO株にも人気が回り、逆行高セクターの有力な一角を形成している。
それだけに日本コンセプトの公開価格割れの初値形成は、IPO株・直近IPO株人気の加速にはやや冷や水をかける。ただ今月は、19日IPO予定のトレンダーズ <6069> (東マ)が、ソーシャルメディアマーケティング事業を展開する時流性などから高人気化が観測されており、IPO株投資、直近IPO株買いが続くか注目ポイントとなる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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