新薬開発にスパコン「京」を活用。新薬開発競争を優位に

2012年9月28日 07:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 新薬開発にスパコン「京」が使われるとのこと。うまく行けばこれまで3年半かかっていた新薬候補の絞り込みを半年程度に短縮できるという(産経MSNニュース)。

 新薬開発において臨床試験には一定の期間が必要であるため、研究開始から発売まで10~20年弱必要とされている。このため、有望な新薬候補を絞り込む段階の期間短縮が早期の新薬投入のカギを握るが、これまでは病気に関連するタンパク質と化合物を反応させる実験を手作業で繰り返し、新薬候補を選んでいたため選定に時間がかかっていた。

 今回、スパコン「京」を利用する大日本住友製薬は、すでに社内のコンピューターを使ったバーチャル(仮想現実)実験で、新薬候補の絞り込み期間短縮を図ってきた。しかし、薬効を正確に評価するには、1日に1タンパク質に対して1化合物を解析するのが限界だったという。これに対し、京を使用すれば、1日に100化合物以上の解析ができるようになる。低迷する日本の新薬開発だが、これにより海外勢に対して優位に立つことができるとしている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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