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【編集長の視点】毎日コムネットは逆張り狙い好機、物件入居率100%、指標割安
<銘柄ウオッチ>
毎日コムネット <8908> (JQS)は、13円安と反落したあと、2円高の415円と切り返して続伸するなど410円前後でのモミ合い。利益確定売りと割安株買いが交錯しているが、今年10月11日予定の今5月期第1四半期決算の発表を前に、今期通期業績の連続増益業績・増配が再注目され、前期と同様に期中の業績上ぶれ思惑も底流、押し上げ効果期待を高めており、逆張り余地を示唆している。
同社は、大学の学生数が過去最高を更新し、女子学生比率がアップしてセキュリティ需要も高まる好経営環境下、不動産ソリューション事業の学生マンションのサブリース(家賃保証による一括借上)物件や自社物件が安定的に推移、サブリース物件の管理戸数が増加するとともに、物件入居率も連続して100%を達成、業績が順調に推移している。 今5月期業績は、売り上げ97億1000万円(前期比2%増)、経常利益6億1000万円(同5%増)、純利益3億6400万円(同5%増)と予想、配当も、13円(前期実績12円)に連続増配を予定している。
前期業績は、第2四半期累計業績を2回、通期業績も1回上方修正しており、今期1Q業績の動向に注目が集まろう。
株価は、前期業績の上ぶれ推移や前期期末配当の増配などで400円台での堅調推移が続いたが、全般波乱相場にツレ安して年初来安値339円まで突っ込み、下げ過ぎとして同高値576円まで倍返しの急伸を演じ、足元では400円台下位固めを続けてきた。PERは10倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは3.1%と割安であり、逆張り対応で高値奪回が狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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