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【株式評論家の視点】反転タイミング模索の東洋建設、業績&材料面で徐々に機が熟す
<銘柄の見所>
東洋建設 <1890> は年初来の安値圏での推移となっている。東日本大震災の直後2011年3月25日には122円の高値を示現するなど震災復興関連として、もともとは期待値が大きい銘柄であった。
しかし肝心の業績が付いてこないため以後は、長期の調整局面に入っている。ただ、前2012年3月期の55.2%の営業減益に対し、今2013年3月期は営業利益34億円と前期比80%の大幅増益が見込まれている。8月8日の今3月期第1四半期決算発表の際も、この見通しは据え置かれている。
公共投資は震災復興のための予算執行や、防災・減災意識の高まりから、緩やかな増加が見込まれ、施設の耐震・防火対策や住宅投資など、復興需要が押し上げ要因となり、民間建設投資も回復基調が想定される。さらに、国土交通省の施策では、災害に強い社会基盤の整備や、成長戦略の推進による国際コンテナ・バルク戦略港湾の整備などが重点項目として挙げられ、同社を取り巻く好環境は中期的に継続が想定される。日立造船などと6社共同で洋上風力発電に参入するなど、新分野への展開も積極化している。反転相場入りへタイミング模索の局面と思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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