【編集長の視点】年初来高値の六甲バター、業績伸び悩み織り込み逆行高特性発揮へ

2012年9月13日 11:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  六甲バター <2266> (大2)は、5円高の483円と続伸し、5月2日につけた年初来高値480円を更新している。全般相場のもみ合いから、内需割安株買いが高まり、同社の今12月期業績伸び悩み予想は織り込み済みとして、逆行高特性のある同社株に買いが向かっている。

  同社の業績変動要因は、内食回帰によるチーズ需要増加の追い風と、輸入チーズ原料価格の上昇、円安の向かい風が好悪材料として綱引きをしている。今12月期は、この綱引きを懸念しやや伸び悩みと慎重に予想しているが、変動要因のうち輸入チーズ原料価格は安定化、為替レートもなお円高水準にとどまっていることからほぼ期初予想をクリアする展開が見込まれる。

  今期業績は、ナッツ子会社を清算して単独決算に変わり、売り上げ385億円(前期比2%増)、経常利益31億円(同11%減)、純利益18億5000万円(前期比3%減)と予想された。輸入原料チ-ズが、国際的な需給緩和で軟化に転じてきたことで、業績は、第1四半期、第2四半期累計ともこの期初予想ペースで推移してきた。

  株価は、今年2月実施の自己株式立会外買付取引(買付価格450円)を好感して年初来高値をつけ、買付価格近辺で業績伸び悩みを織り込んできた。値固めは十分で、PER5倍台、PBR0.7倍の割安修正から2009年8月高値538円が次の上値ターゲットに浮上してくる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株価診断】サーラ住宅670円と新高値、出遅れ修正、4ケタでもなお割安(2012/09/12)
【株式評論家の視点】GMOクラウド、株価新ステージ入り、高利回りに高成長(2012/09/12)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事