関連記事
【編集長の視点】タケエイ売出価格クリア、ガレキ処理と放射性物質除染技術を総合
<マーケットトーク>
タケエイ <2151> は、12円高の1630円と続伸し、今年7月31日受け渡しで実施した株式売出しの売出し価格1618円を上回るとともに、9月5日につけた東証1部上場来安値1417円から底上げをしている。
前日12日大引け後にアースアプレイザル(東京都千代田区)とクマケン工業(秋田県横手市)の2社との資本業務提携を発表、アースアプレイザルの汚染土壌調査・アスベスト調査の環境コンサルティング事業の川上分野から、クマケン工業の放射性セシウム不溶化技術、さらに同社グループ自身のガレキ処理技術などを一体化、総合環境企業に向けて両手に花の提携効果が期待できるとして下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。
なかでも注目されるのは、クマケン工業との資本業務提携で、同社は、長年にわたって土壌・水溶液中の重金属類の有害物質を不溶化する粉末の技術開発に注力し、独自開発の「スーパーリウェルパウダー」は、放射性セシウムを不溶化する効果が、福島県での実証実験でも確認されており、今回の資本業務提携で両社は、共同で放射性物質汚染土壌、放射性物質汚染廃棄物の処理事業に取り組んで行く。
株価は、同社子会社が、東京都の東日本大震災のガレキ処理を落札、処理事業者に選定されたことで年初来高値2310円まで買われ人気化したが、今年7月31日付けで承認された東証1部上場とともに実施した株式売出しを嫌って上場来安値まで急落、ようやく売出し価格水準までリバウンドした。両手に花の資本業務提携をテコにPER10倍台、PBR0.7倍の下げ過ぎ訂正にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目銘柄】アップル「iPhone5」関連銘柄に注目=中西文行氏(2012/09/12)
・【編集長の視点】フライトシステム、アップル関連で人気さらに高める、黒字転換も(2012/09/12)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
