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【編集長の視点】ストップ高後に急落のコックス、「月次動向敏感株」に一抹の不安
■マーケットトーク・材料&株価
コックス <9876> (JQS)は3日、19円安の247円と続急落して始まっている。同社株は、8月28日に発表した今年8月度の月次売上高速報で、全店売上高が、42カ月ぶり前年同月を上回ったことをテコに前週末31日ザラ場につけた年初来高値400円まで3日連続のストップ高を演じた。
月次売上高の動向で連続ストップ高を演じたのは、同社株だけではない。ジーンズメイト <7448> は、8月21日開示の8月度全店売上高が、5カ月ぶりにプラス転換したことを受けて、4回のストップ高を交えて年初来高値629円まで1週間で3.8倍と大化けして、前週末31日は逆にストップ安と急反落した。つれて今年8月22日に今2月期業績を再上方修正したタカキュー <8166> も、前週末の30日、31日と連続のストップ高となった。
きょう寄り付きは、ジーンズメイトは、売り気配で始まり、タカキューは、35円高の375円と3日続伸している。全般調整相場下、月次動向の増減に敏感に反応する銘柄は、異色の逆行高セクターとしてクローズアップされた。それだけにコックスのきょうの続急落は、4日目受け渡しに伴う4日目売買の単なる相場リズム的な調整なのか、それとも月次動向敏感株の逆行高特性の賞味期限が切れてしまったためなのか、判断に迷うところである。
月次動向敏感株は、アパレル株、コンビニ株、百貨店株、外食産業株などと数多い。そのなかでも、今週週初には日経平均株価へのインパクトの大きいファーストリテイリング <9983> が、8月の国内ユニクロ事業の売上速報を発表してくる。株価動向は、もちろん同速報の増減が一番のファクターとなるが、それに先立ってコックスが露払い役となるか、それとも足の引っ張り役となるか一抹の不安を与えることになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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