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【アナリストの眼】森下仁丹8割増益、乳酸菌健康食品ビフィーナ好調、カプセル拡大
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森下仁丹 <4524> (東2)のシームレスカプセル技術は、仁丹を製造する際のコーティング技術を応用したもので、医薬品や食品だけでなく工業用も含めた幅広い分野で受託事業の展開を進めている。レアアース・レアメタル回収カプセル実証実験も経済産業省の補助事業に採択されるなど、中期的な成長期待は大きい。
8月10日に発表した今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高が前年同期比11.6%増の23億20百万円、営業利益が99百万円の赤字(前年同期は1億11百万円の黒字)、経常利益が82百万円の赤字(同1億23百万円の黒字)、純利益が68百万円の赤字(同1億13百万円の黒字)だった。ヘルスケア事業は乳酸菌健康食品「ビフィーナ」の好調などで同11.9%増収、カプセル受託事業は受託量増加などで同11.1%増収と好調だったが、ロート製薬<4527>との共同販売会社の解散(6月末)に伴う国内販売体制再構築のための事前プロモーション費用発生や、新規分野の研究開発費増加などで営業赤字となった。
通期見通しついては前回(5月11日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比16.8%増の100億円、営業利益が同78.9%増の5億円、経常利益が同37.3%増の5億円、純利益が同8.8%増の4億50百万円と大幅増収増益見込みである。配当についても年間7円50銭(期末一括7円50銭)の予想を据え置いた。主力の乳酸菌健康食品「ビフィーナ」の好調に加えて、カプセル受託事業では医薬品を中心に受託量が拡大する模様であり、先行投資の一時的費用が影響した第1四半期の営業赤字はネガティブ材料とはならないだろう。
株価の動きを見ると、売買高を伴った6月の年初来高値圏から反落し、やや軟調な展開となった。足元は概ね350円~360円近辺で推移しており、調整局面のようだ。31日の終値348円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS22円12銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回りは2%台前半、実績PBR(前期実績の連結BPS377円53銭で算出)は0.9倍台となり、割高感はないだろう。
日足チャートで見ると25日移動平均線が抵抗線の形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺でモミ合う展開であり、下値支持線として機能する可能性があるだろう。目先的には調整局面だが、きっかけ次第で反発の可能性があるだろう。中期的な成長力に注目したい(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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