【アナリストの眼】毎日コムネットはボックス上限突破へ、主力学生マンション好調

2012年9月3日 10:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  首都圏で学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業や管理受託事業を展開する毎日コムネット <8908> (JQS)は、株価がボックスレンジ上限突破の兆しを見せている。今期好業績見通しにも見直し余地があるだろう。

  今期(13年5月期)通期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比2.6%増の97億10百万円、営業利益が同2.9%増の6億80百万円、経常利益が同5.5%増の6億10百万円、純利益が同5.9%増の3億64百万円の増収増益見込みとしている。不動産ソリューション事業では、開発事業が同5.2%減収見込みだが、主力の学生マンション事業が同5.7%増収と好調に推移する模様だ。なお今期末の学生マンション戸数は前期末比240戸(3.3%)増の7560戸の計画である。配当については年間13円(期末一括13円)の予想としている。

  学生向けに特化しているため、少子化に伴う市場縮小が懸念材料とされそうだが、学生マンション事業は景気変動の影響を受けにくいだけでなく、学生が首都圏に集中する傾向を強め質的向上も求めているのに対して、学生専用マンションの供給が少ないため市場は安定的に推移する見込みとしている。さらに国際学生寮の開発も強化するとともに、河合塾グループとの提携で大学生のキャリア形成支援や就活支援を共同展開するなど支援事業も強化している。

  株価の動きを見ると、7月30日に直近安値となる360円を付ける場面があったが、すぐに切り返して足元では概ね440円~450円近辺で推移している。8月31日の終値445円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円44銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回りは2%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS490円75銭で算出)は0.9倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、モミ合いレンジを400円近辺から450円近辺に切り上げた形である。また週足チャートで見ると、350円~450円近辺のボックス展開だったが、レンジ上限突破の兆しを見せている。今期の好業績見通しや指標面の割安感に見直し余地があり、トレンド好転して7月の高値を視野に入れる可能性がありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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