関連記事
【アナリストの眼】LED関連のニッポ電機は営業利益2.3倍、株価出番近い
【今、この銘柄】
ニッポ電機 <6657> (JQS)は、商業施設や店舗などで使用される業務用照明器具を主力としている。今期の業績改善見通しに加えて、LED照明関連というテーマ性にも注目しておきたい。
8月7日に今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の連結業績を発表している。売上高は前年同期比19.5%増の21億34百万円、営業利益は62百万円(前年同期は59百万円の赤字)、経常利益は56百万円(同61百万円の赤字)、純利益は10百万円(同37百万円の赤字)だった。主力の店舗照明や建築化照明の大幅増収効果で営業黒字化した。LED照明器具関連の売上高は4億42百万円で、同90.9%増加して売上構成比も20.7%に上昇した。特別損失に子会社清算損33百万円を計上したが、今期の業績見通しに織り込み済みとしている。
通期見通しについては前回(5月9日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比5.9%増の92億円、営業利益が同2.3倍の5億20百万円、経常利益が同2.3倍の4億80百万円、純利益が同2.7倍の2億60百万円としている。蛍光ランプのメンテナンス需要回復に加えて、LED照明の好調が寄与する模様だ。配当についても年間15円(期末一括15円)の予想を据え置いた。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.2%、営業利益が11.9%、経常利益が11.7%、純利益が3.9%と低水準だが、主要顧客である百貨店などの改装が2~3月および8~9月に集中するため、売上も第2四半期と第4四半期に偏重する季節性がある。したがってネガティブ要因にはならないだろう。
株価の動きを見ると、8月23日に前日比40円(9.37%)高となり、24日には年初来高値となる510円まで上昇する場面があった。LED照明関連が材料視されたようだ。その後は反落して足元は400円台前半で推移している。30日の終値422円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円61銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回りは3%台半ば、実績PBR(前期実績の連結BPS666円48銭で算出)は0.6倍台となる。
週足チャートで見ると、7月18日の戻り高値475円を突破したことで、13週移動平均線がサポートする上昇トレンドを確認した形だろう。指標面には依然として割安感があり、今期の業績改善見通しやLED照明関連というテーマ性も考慮すれば上値を試す可能性があるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】武田薬品は2010年問題を離れ、来期からの増益基調復帰を評価する流れへ(2012/08/31)
・【銘柄診断】酒井重工業は国内の復旧工事が下支え、シェールガスの採掘向け需要も伸びる(2012/08/31)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
