NHK、太陽光と風力のハイブリッド発電で動作するロボットカメラを開発

2012年8月30日 10:37

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ロボットカメラ本体 幅610×奥行720×高さ1,000mm(画像:NHK)

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  • レンズ付き風車(1kW)ブレード(羽)直径1,380mm(写真:NHK)

 日本放送協会(NHK)は29日、災害現場など電源供給が途絶えた状況においても、太陽光と風力のハイブリッド発電によって動作に必要な電力を確保することができる可搬型・全天候型の放送用ロボットカメラを開発したと発表した。

 今回開発したロボットカメラは、風力発電に従来の風車と比較して約2.5倍の発電量を得られる高効率な「レンズ付き風車」を採用し、風車の小型・軽量化とともに1kWクラス(風速11m/s時)の発電量を実現している。

 電源部には大容量の蓄電池も装備し、天候の影響などで太陽光や風力による発電が困難となった場合でも約3日間の動作が可能。また、蓄電池の残量が少なくなった場合には、必要最小限の機器だけを動作させる省エネモードも備えている。省エネモードでは、ロボットカメラ映像を本体のメモリーに蓄積し、リモート制御によってメモリーから必要な部分だけを取り出して伝送可能。

 さらに、放送用の無線中継伝送装置(FPU)や携帯電話の高速データ通信、通信衛星を利用した映像伝送装置など、複数の伝送手段に対応しており、災害現場などからでも映像をより確実に伝送することができる。

 今回NHKは、宮城県亘理町のビル屋上に同装置を設置し、8月29日から運用を開始した。今後1年程度をかけて、ハイブリッド発電や蓄電池の状態などのさまざまな運用データを収集・解析し、今後のロボットカメラや非常用電源装置の整備に反映していく予定。

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