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【アナリストの眼】イーブックに急動意の可能性、電子書籍配信絶好調で好業績
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電子書籍配信事業のイーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)は、9月4日に第2四半期累計(2~7月期)業績の発表を予定している。発表前に好業績期待が高まり、動意付く可能性があるだろう。
今期(13年1月期)第2四半期累計の業績(非連結)見通しについて、会社予想は、売上高が前年同期比43.0%増の13億41百万円、営業利益が同18.4%減の1億34百万円、経常利益が同18.4%減の1億34百万円、純利益が同52.2%減の78百万円としている。
第1四半期(2~4月期)の電子書籍配信事業の売上高は600百万円だった。キャンペーン効果で高水準だった前期(12年1月期)第4四半期(11年11月~12年1月)に比べると4.1%減収だったが、大手出版社との契約進展による品揃え拡充、新刊同時発売、読みやすさ改良などの効果で新規登録会員数が高水準に推移した。4月末時点の取り扱い数は5万8330冊(男性漫画2万8770冊、女性漫画1万9230冊、総合図書6260冊、その他4070冊)となった。第2四半期累計の会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が46.5%、営業利益が64.2%、経常利益が64.2%、純利益が61.5%と高水準であり、上振れ期待が高まっている。
通期の会社予想については、売上高が前期比36.0%増の29億60百万円、営業利益が同13.2%増の3億50百万円、経常利益が同18.6%増の3億50百万円、純利益が同45.0%減の2億05百万円としている。配当については無配の予想としている。
株価の動きを見ると、7月下旬と8月中旬に1600円台まで調整する場面があったが、5月18日に付けた年初来安値1578円を割り込むことなく反発し、足元では1800円台を回復して調整一巡感を強めている。28日の終値1857円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS102円39銭で算出)は18~19倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS388円12銭で算出)は4倍台となる。
週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを圧迫する形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復している。調整一巡して反発態勢に入っているようだ。9月4日に予定している第2四半期累計業績発表を控えて、上ぶれ期待が高まる可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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