「カラオケ」は日本コロムビアの低迷業績と低迷株価を救うか?!=浅妻昭治

2012年8月29日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

日本コロムビア<6791>(東1)は29日、1円高の24円と3日間の変わらずを挟み3日ぶりに反発して始まり、前日に顔合わせした年初来安値23円からの底放れを窺っている。

日本コロムビア<6791>(東1)は29日、1円高の24円と3日間の変わらずを挟み3日ぶりに反発して始まり、前日に顔合わせした年初来安値23円からの底放れを窺っている。[写真拡大]

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

■「歌謡アカデミー」事業開始で安値から反発

  日本コロムビア <6791> は29日、1円高の24円と3日間の変わらずを挟み3日ぶりに反発して始まり、前日に顔合わせした年初来安値23円からの底放れを窺っている。

  前日28日大引け後に新規に「歌謡アカデミー」事業の開始を発表、「カラオケ」が低迷業績や低迷株価の救世主になるかと話題性を呼んで極低位株思惑を強めて下値買いが入っている。

  「歌謡アカデミー」事業は、演歌・歌謡曲ジャンルの音楽製作事業を行なってきた老舗のレコード会社の同社が、ブランド力やさまざまな社内インフラ、高実績を誇る作曲家、プロデューサーとの良好な関係を活用してカラオケ愛好者、カラオケ教室関係者をターゲットに歌唱指導や歌唱力のアップ、歌唱指導力の向上のための講師講習会、研修会、全国規模のカラオケ大会、コンクールなどのプログラムを実施する。

  入会金3万円、年会費6万円で会員を募集、9月25~12月25日までの設立キャンペーン中は入会金無料などの特典も付与する。「カラオケ」自体が、日本発の娯楽文化として海外でもグローバルに定着しており、エンタテインメント分野の拡充により業容の拡大を図る。

  株価は、今年5月に前3月期業績を上方修正して30円台にタッチしたものの、今期業績の大幅連続減益予想、第1四半期の連続赤字業績が響き年初来安値に張り付いたままである。底放れをサポートするか、今後のカラオケ愛好者の反応次第の展開となりそうだ。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)

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