【アナリストの眼】システムインテグレは好業績に株式分割で上余地、今期2ケタ増益

2012年8月22日 10:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

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  システムインテグレータ <3826> (東マ)は、ERP(基幹業務システム)、ECサイト構築、開発支援を中心としてパッケージソフトウェアの開発・販売・保守事業を展開している。

  16日に株式分割、単元株制度の採用、および今期(13年2月期)配当予想の修正を発表した。8月31日を基準日として1株を200株に分割し、単元株式数を100株(8月29日をもって売買単位も100株に変更)とする。配当については前回予想(4月13日公表)の年間3000円を、株式分割に伴って年間15円(期末一括15円)に修正した。

  通期業績(非連結)の会社予想は、売上高が前年同期比6.5%増、営業利益が同10.8%増、経常利益が同14.3%増、純利益が同16.1%増の増収増益見込みとしている。7月6日に発表した第1四半期(3~5月期)業績は減収増益となり、パッケージソフト製品の償却負担減少などで計画を上回る水準だったため、第2四半期累計(3~8月期)見通しを上方修正した。ただし通期見通しについては、不透明感が強いとして前回予想を据え置いた。

  第1四半期実績の通期会社予想に対する進捗率は売上高が20.4%、営業利益が14.9%、経常利益が15.2%、純利益が17.9%とやや低水準だが、収益は改善基調の模様であり、第2四半期累計の業績に注目したい。

  株価の動きを見ると、16日の株式分割発表が刺激材料となり、翌17日はストップ高水準の13万5700円に急騰した。ただし20日と21日は売りが優勢となった。21日の終値11万7000円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS1万4450円87銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回りは2%台半ば、実績PBR(前期実績のBPS10万3607円73銭で算出)は1.1倍台となる。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から急反発して下値を切り上げる形となったため、上昇トレンドを維持する可能性がありそうだ。指標面に割高感はなく、収益改善基調であることも考慮すれば、3月23日の年初来高値15万1000円が視野に入り、上値追いの期待も高まるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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