【アナリストの眼】下値切り上げのJSP、第1四半期の好調を見直す

2012年8月1日 14:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

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  樹脂発砲製品のJSP <7942> は30日、13年3月期第1四半期(12年4~6月)の連結業績を発表した。

  売上高は前年同期比6.9%増の239億52百万円、営業利益は同8.5%増の14億75百万円、経常利益は同15.4%増の15億19百万円、純利益は同45.1%増の10億55百万円と増収増益だった。産業用の発泡包装シートが堅調だったことに加えて、バンパーコア材など自動車用資材が国内と米国で好調だった模様である。

  通期連結業績の会社見通しについては期初時点の予想を据え置いた。売上高は前期比3.9%増、営業利益は同13.3%増、経常利益は同10.2%増、純利益は同29.0%増としている。配当についても年間30円(第2四半期末15円、期末15円)の予想を据え置いた。通期会社予想に対する第1四半期実績の進捗率は、売上高が24.7%、営業利益が24.6%、経常利益が24.9%、純利益が26.4%となり、順調な進捗状況の模様である。

  株価の動きを見ると、5月31日に年初来安値となる980円まで下落する場面があったが、その後は急反発して戻り歩調の展開となった。週足チャートで見ると、26週移動平均線が一旦は戻りを押さえたが、下値も切り上げている。

  7月31日の終値は前日比22円高の1167円だった。30日に発表した第1四半期の好業績が評価された模様だ。指標面で見ると今期予想連結PER(会社予想の連結EPS134円16銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回りは2%台半ば、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円89銭で算出)は0.7倍台となる。

  足元の株価水準には指標面での割安感があるうえに、26週移動平均線の突破でトレンド好転を確認する形になるだろう。3月14日に付けた年初来高値1330円が当面のターゲット水準になりそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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