またまた新株式発行で株価波乱、「ジェイアイエヌよ お前もか!?」と失望感を強めて急続落=浅妻昭治

2012年7月25日 11:33

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

ジェイアイエヌ<JIN、3046>(JQS)は25日、寄り付きの売り気配から197円安の1431円まで売られ急続落している。

ジェイアイエヌ<JIN、3046>(JQS)は25日、寄り付きの売り気配から197円安の1431円まで売られ急続落している。[写真拡大]

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

  ジェイアイエヌ(JIN) <3046> (JQS)は25日、寄り付きの売り気配から197円安の1431円まで売られ急続落している。前日24日大引け後に新株式発行と株式売出しを発表、「JINよ お前もか?」と失望感を強め、7月23日につけた年初来高値1665円に並ぶ高値水準で利益確定売りが増勢となっている。

  新株式発行は、川崎汽船 <9107> (東1)、全日本空輸 <9202> (東1)、ユニー <8270> (東1)などと続き、希薄化懸念を強めて、株価が年初来安値まで急落、全般調整相場の下げ足を速める悪材料の一つとなっており、またまた同様のケースとして嫌気されている。もちろん、株式上場は、マーケットからの資金調達が目的の一つとなっており、当然の資本政策であることは間違いないが、調整相場で踏み切ることにブーイングも高まっている。

  とくにJINは、月次売上高が連続して大きく続伸し、7月18日には今8月期業績を上方修正、好感して株価が年初来高値まで急伸を演じただけに失望感も大きくなっている。

  新株式発行は、中核事業のアイウエア事業の新規出店などのための設備投資資金を確保するために実施するもので、8月1日から6日までの間のいずれかの日に発行価格を決定し、8月8日から13日までの間のいずれかの日を払込期日に300万株を発行し、ほかにオーバーアロットメントも含めて100万株の株式売出しも実施する。

  調整相場で新興市場株ながら、数少ない人気株となっていた同社株価の波乱展開も懸念され、目論見通りに「市場の反乱」なしに約50億円の資金調達ができるか注目されることになる。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)

【関連記事・情報】
トヨタ自動車は続落、PSAとの業務提携正式発表も今回は世界同時株安の洗礼!?=浅妻昭治(2012/07/24)
穀物価格の最高値更新で農業ビジネス参入株に「リスク・オン」のシナリオも浮上=浅妻昭治(2012/07/23)
IRソリューション:パシフィックネット<3021>(東マ):株式投資情報ブログ(日本インタビュ新聞社)(2012/07/24)
IRソリューション:ストリーム<3071>(東マ):株式投資情報ブログ(日本インタビュ新聞社)(2012/07/24)
IRソリューション:セキド<9878>(東2):株式投資情報ブログ(日本インタビュ新聞社)(2012/07/24)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事