ソニー、光学10倍ズームとタッチパネル搭載の「サイバーショット」を新発売

2012年7月24日 14:28

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「DSC-WX170」(画像:ソニー)

「DSC-WX170」(画像:ソニー)[写真拡大]

 ソニーは24日、光学10倍ズームレンズと約92.1万ドットの高精細3.0型ワイドタッチパネルを約119gの小型軽量ボディに搭載し、いつでも手軽に持ち歩いて撮影が楽しめる“サイバーショット”「DSC-WX170」を発売すると発表した。発売日は8月3日。価格はオープンだが、市場推定価格は30,000円前後。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ゴールドの4色。

 「DSC-WX170」は、画面をタッチするだけで簡単にフォーカスを合わせることができるなどの直感的な操作性や、撮影した画像を高精細な大画面液晶ですぐにその場で鑑賞できる手軽さ、そして高倍率ズーム撮影時にも手ブレを抑えて被写体を捉えることが可能な機能などを備えている。

 「DSC-WX170」は、高度な非球面ガラス成型技術を用いた自社開発の薄型非球面レンズ「AAレンズ」(Advanced Aspherical)の採用や部品配置の工夫により、本体の小型軽量化を実現。

 有効約1820万画素の裏面照射型“Exmor R”CMOSセンサーと高速画像処理エンジン“BIONZ”を搭載しており、高画質撮影が可能。また、ブレの量を高精度に検知して補正する手ブレ補正機能によって、これまで手ブレしやすかった高倍率ズーム時にも手ブレを抑えて撮影できる。さらに、高速なオートフォーカス性能により、望遠撮影時においてもシャッターチャンスを逃さない。

 コンパクトデジタルスチルカメラ市場において、高倍率ズーム搭載機種への注目はさらに高まっている。3月に発売した「DSC-WX100」は、同じ光学10倍ズームを搭載して世界最小・最軽量を実現し、好評を得ている。「DSC-WX170」では、液晶サイズを3.0型に大きくしてタッチパネルを搭載しながらも「DSC-WX100」から更に5g軽量化した。

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