【注目の決算発表】サカタのタネは安値水準から反発、業績増益転換予想で下げ過ぎ訂正

2012年7月17日 14:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  サカタのタネ <1377> は17日、後場はもみ合いに変わっているが、前場には11円高の1062円と変わらずを含めて5営業日ぶりに反発し、6月4日につけた年初来安値1028円に並ぶ安値水準からは底上げしている。

  連休前の前週末13日大引け後に5月期決算を発表、前期業績が、今年7月6日の一転した上方修正値を上ぶれて経常減益率を縮めて着地し、今期業績の増益転換を予想、下値に下げ過ぎ訂正期待の打診買いが続いている。

  前期業績は、前々期比0.4%減収、15%経常減益、44%純益増益と増減マチマチで着地した。国内事業は、東日本大震災の影響で農業、園芸とも盛り上がりに欠け低調に推移、海外卸売事業は、野菜種子のブロッコリー、カボチャ、トマトなどが好調に推移したが、円高の影響や欧州で花種子のトルコギキョウ、北米でパンジーが苦戦したことなどで伸び悩み、純利益は、減損損失、投資有価証券評価損などの特別損失が減少して連続増益となった。

  今期業績は、小売事業でホームセンター向けに不採算商品を絞り込み、業務コストの削減で利益率の向上を図り、海外でも野菜種子でトルコに子会社を設立して欧州・中東地区の販路再編を強化することなどから増収・経常増益転換、純利益は、25億円(前期比31%増)と予想している。

  株価は、今年1月の前期業績の下方修正で年初来安値まで売られ、一転した上方修正にもかかわらず反応は限定的で1000円台固めが続いた。PERは19倍台と割安感は小さいが、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、一段の底上げをサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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