【株価診断】指標割安の日和産業、業績へ不信感残るものの夏枯れ相場で注目も

2012年7月12日 14:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日和産業 <2055> (大2)の12日(木)株価は160円と、去る9日の167円以来の商い成立。現在は年初来高値187円(2月20日)と安値149円(6月4日)のほぼ「中間値」(168円)近辺に位置する。

  指標割安から注目されている。今3月期予想1株利益25.8円でPERは6.2倍。年5円配当に対する利回りは3.12%、とくに、1株純資産816円に対するPBRは0.19倍にすぎない。

  「指標の割安なことは人気のない裏返しでもある」(中堅証券)。とくに、業績のブレに対する不安感がつきまとっているようだ。終った2012年3月期については、期初、営業利益9億円と公表したものの、終ってみれば営業利益2億5500万円にとどまった。今期(2013年3月期)の営業利益は8億円の見通しながら、マーケットではまた裏切られるのではないかとの思いもある。しかも、「PBRが0.1倍台自体は異常。もう少し、配当で応えるべきだろう。会社側も株主側ともあまりにも保守的」(中堅証券)との見方。商いも少なく、症状的にいうなら「長期療養型」ということになるだろう。

  ただ、トウモロシ価格の高騰で飼料株に注目する向きもある。それに、過去、幾度か人気化した経緯もある。これから、「夏枯れ相場」となりそうなことから出遅れの地方銘柄に物色のホコ先が向く可能性はある。下値の不安がないだけに出来高が増え始めたらついてみるのもよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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